体験授業を受講いただいた方への授業の中で、文型の解説中、
第5文型の⑤型 S V O [to 原形 ~].
C
を取ることが出来るV の一つとして
hope を紹介してしまった授業が複数件あります。
want, expect, wish は第5文型を取ることが出来ますが、
hope は第5文型を取ることが出来ません。
したがって、
hope を使って「S は誰それが~することを望む」という
日本語に該当する英文を作りたい場合は、
× S hope 誰それ [to 原形 ~].
V O C
ではなく
○ S hope <for 誰それ> [to 原形 ~].
V O
のように不定詞の意味上の主語を
<for 誰それ> の形で明示する。
または
○ S hope [that 誰それ V' ~].
V O S'
のいずれかを用います。
開塾当初は、
hope を第5文型を取ることが出来る動詞として
紹介していなかったのですが、いつの頃からか、
基礎的かつ重要な事項にも関わらず、確認を怠ったまま
そのように紹介する授業が混じるようになっておりました。
今回、体験授業を受講いただいた方からのご指摘により、
思い込みによる誤りに気づくに至りました。
謹んで訂正いたします。
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